■生子神社
祭神は瓊々杵命(ににぎのみこと)で神亀(じんき)3年(726)の創建といわれています。その由来は、天正8年(1580)12月氏子の子供が疱瘡にかかり、晦日の夜亡くなってしまいました。両親は嘆き悲しみ、夜明けをまって屍を背負って境内の泉に沐浴し、42種の供物を供えてまつることを誓い、愛児の蘇生を祈ったところ、3日後に蘇生したことからその神徳に感じ、氏子一同が集まり、1月8日(現在は第3日曜日)に42種の献饌をすることになったもので、生子神社の社号もこのことによると言われています。この祭りには早朝「弓取式」等も行われ、「日の出祭り」として平成12年鹿沼市無形民俗文化財に指定されました。
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