大正10年9月3日碑建立。
昭和天皇が東宮殿下時代に、大正10年3月3日から9月3日まで、軍艦香取でイギリスをはじめ、フランス・ベルギー・オランダ・イタリアのヨーロッパ5カ国を歴訪したとある。
当時の亀和田村の方々が植えた記念樹は桜。現在は鹿沼市側のこの堤には当時の桜はない。思川(小倉川)対岸には桜の名所西方町「金崎の桜」がある。その桜の一角に東宮殿下ご成婚記念樹の碑(大正14年5月10日)がある。そのときの記念樹が桜であり、現在でも多くの桜ファンを楽しませている。金崎の桜は苗木で植えたわけではないだろうから、おそらく樹齢100年以上たっていると思われる。いまでは想像でしかないが、思川両堤に鹿沼市側と西方町側に咲く見事な桜の風景が見られたことでしょう。鹿沼側に桜を復活してほしい。・・・と思う。無理か。 |