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●氏家町の風景   現 栃木県さくら市

今宮明神のイチョウ
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■説明板・・・
●今宮明神の公孫樹(イチョウ)天然記念物
イチョウ科の落葉高木で、雌雄異株。原産は中国。樹皮が厚く、耐火力にすぐれ、薬用にもなったので、日本では古い由緒をもつ神社仏閣に医療・火伏(ひぶせ)の珍樹として植えられた。本イチョウは堂原のイチョウ(町指定天然記念物)と推定樹齢が同じく約600年とされている。堂原イチョウが雌、今宮イチョウは雄で、併せて「夫婦イチョウ」と呼ばれている。晩秋には鮮やかな黄金色に映え、やがて風に舞い雨のように散る黄葉は見事な風情で、古来より知られた名木であり、今宮神社の御神木である。当地方にこれほどのイチョウの巨木はない。
樹齢(推定)約600年
樹高24.9m
目通周囲4.55m
昭和51年3月3日指定 氏家町教育委員会(現さくら市)