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●真岡市の風景    栃木県真岡市
海潮寺 山門
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20.2.2
■説明板・・・
●海潮寺(かいちょうじ)真岡市田町
曹洞宗で梵音山真岡院海潮寺(ぼんおんざん しんこういん かいちょうじ)と称し、本尊は十一面観音である。
開山には宇都宮成高寺(じょうこうじ)四世(実質は二世)の天英祥貞が招かれているが、実際に運営に当たったのは久室栄昌大和尚であったとされる。
創建は永正7年(1510)頃で、建立した場所は大田和村吹上(現在の真岡市堀内)で、寺号を宝珠庵(ほうじゅあん)という。
大永年代(1521-27)の初めに現在地に移転し、寺名も海潮寺に改められた。
海潮寺成立以降、芳賀氏の菩提寺として保護を受けていたが、慶長2年(1597)豊臣秀吉に芳賀氏の所領が没収され、御家再興を願い羽黒山(出羽神社)を頼り離散、その保護を失った。
しかし、慶安元年(1646)将軍家光より、朱印寺として20石の寺領を認められ、また寛文11年(1671)には稲葉正則(老中)からも寺領4石を免税地として認められている。当寺には、・・・途中省略・・・屋根瓦に大谷石を用いた特色ある山門がある。また、竹垣君徳政碑と御霊屋が真岡市指定文化財となっている。
真岡市観光協会