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妙伝寺 真宗
20.2.2
■説明板・・・
●妙伝寺のかっぱ伝説
昔、田野の里を流れる小貝川にかっぱが住み、人を引き込んだり、川を荒らしたりして村人達を困らせていました。そこで、妙伝寺の住職が説教してそのかっぱを 改心させました。ある夏雨が降らずひどい干ばつで、田畑の作物が枯れそうになり、村人達が大変困っていたところ、そのかっぱが以前に行った悪さのおわびにと、雨ごいをしました。そうすると、たちまち大雨となり村人達は、干ばつから救われたのです。何年か過ぎて、そのかっぱは川のほとりで死んでいました。村人達は、死がいをお寺へ届けました。妙伝寺の住職は、そのかっぱをていねいに読経(どきょう)しました。かっぱの体はミイラとして、寺に今でも伝えられています。
山本・大郷戸地区ふれあいの郷づくり推進委員会