安政2年(1855)の馬頭観世音の碑です。由緒が石に刻んであります。道標も兼ねているようです。「左やくしじ金井」と彫ってあります。
■説明書き・・・
●馬頭観音復元供養序
当馬頭観音は今を去る126年の昔、安政2年地区内住民協力して浄財を寄進して建立し、街道往来の人々と牛馬の無事安全を祈願して今に至った。建立してより長年月の風雨に耐えて損傷甚だしく滅失の恐れあり、依って自治会内住民一同心を合わせて復元保存の事業を実現して、茲に(ここに)往昔(おうせき:おうじゃく)の姿を再現するを得たり。伏して願わくはこの観音碑を文化財として永く後世に伝え、児孫等しく礼拝供養を怠らず信心の各家諸縁吉祥家内安穏ならん事を・・・以下省略します・・・ |