■説明板・・・
●三和神社 栃木県那須郡小川町大字三輪字宮元726番地(現那珂川町)
管理者:三和神社・祭神:大物主命・由緒:延喜式内社 推古天皇12年(604)創設
沿革
始め毛野国三輪山と称する当山の三つの槻木(現在のケヤキ)の大木を御神体として茅の輪を捧げて奉祀する。
元明天皇和銅6年(713)に初めて神殿を建立する。
称徳天皇神護景雲2年(768)神祇官(勅使)の奉幣に預かり三和の神号を勅宣される。
仁明天皇承和5年(838)9月下野国那須郡三和神官、社に預かる。(続日本後紀)
陽成天皇元慶4年(880)8月下野国従五位下三和神、正五位上を授けられる。(三代実録)
光孝天皇仁和元年(885)2月下野国正五位上三和神、従四位下を授けられる。(三代実録)
醍醐天皇延喜5年(905)延喜式神名帳に選載され式内社となる。(延喜式)
堀河天皇長治2年(1105)須藤権守貞信、八溝討伐に際し三和神に祈願する。
近衛天皇天養元年(1144)8月本社拝殿造立、現社殿は明治16年新築、昭和45年改築する。
また、神社には氏子により五穀豊穣を祈願する天祭(町指定無形民俗文化財)が天正年間(1573-1591)から伝えられている。
付記
ここより北東500mに那須与一宗隆公ご霊廟として奉祀される御霊神社がある。
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