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●黒羽町の風景        現 栃木県大田原市
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湯泉神社
■説明板・・・
●栃木県指定天然記念物 大豆田湯泉神社社叢(アカガシ20本・スギ8本・ヒノキ3本)
あかがしの森
大豆田湯泉神社の境内に叢生(そうせい※草木などが群がって生えること。)する赤樫(あかがし)は、樹齢600余年、枝葉繁茂して天空を覆い、社殿を荘厳にしています。樹高20余メートル、幹の周囲3〜4メートルの巨木群で、延喜3年(902)礒氏の氏神として創建された湯泉神社が、応安4年(1371)大豆田村の氏神として現在地に遷社されるにあたり、その記念として植栽されたと伝えられています。赤樫は暖地に自生するブナ科の常緑高木で、当地方に植生しているものは殆どが白樫(しろかし)で、このような赤樫の巨木が北関東にあることは非常に珍しいことから昭和43年3月、天然記念物として指定されました。思えば、600有余年の間、わが郷土大豆田の歴史と発展を見守りつづけた、あかがしの森をこの度ホップ・ステップ・ジャンプ事業として手を加え、この大豆田の誇れる遺産を大切に保存し、子々孫々に残していきたいと思います。
平成7年6月
ホップ・ステップ・ジャンプ事業 大豆田公民館
栃木県指定天然記念物のアカガシの巨木がたくさんあります。
案内板には、樹齢600年のアカガシとありました。