日光一覧へ
●日光市の風景         栃木県日光市 

二荒山神社(中宮祠)のイチイ 
日光市一覧 ホーム
 
いろいろな木々へ栃木県のホームページには・・・
A株樹高19.5メートル 目通周囲3.9メートル 枝張り東西南北とも15メートル 推定樹齢1100年
B株樹高18.5メートル 目通周囲3.58メートル 推定樹齢1000年
イチイ科のイチイは東北地方ではオンコともいわれる雌雄異株の高木で雌株には赤い果実をつけ食べられる。材は神主の用いる笏に使われ、材質が第1位によいということでイチイの名がついた。茎が直立しないで地上をはうか斜めになるものがキャラである。日光では1200メートル以上の地にイチイの自生があるから、この2本も自生であろう。
A株は本殿に近い石垣の上にあり、中央の太い一本の枝は途中で折れているが、その他の枝はよく伸び、樹形は傘形である。B株は男体山への登拝門を入り、左側の林の中にあり、本殿の裏にあたる。これも傘形である。イチイは生長が極めておそく、B株の折れた枝の直径34.5センチの切口で約310年の年輪を数えたことから、両株は1000年以上を推定された。現在、県内で知られているイチイでは最大である。二荒山神社の由緒は大昔、二荒山(男体山)にしずまる神霊を奉斉することにはじまり、主神は大己貴命で、その后田心姫命と御子味■高彦根命の三神を祀る。しかし、創祀の年代などは不明である。本社は日光山内にある。

上から3枚までは20.5.7撮影、追加。



A株

B株