■説明板・・・
●深沙王堂(じんじゃおうどう)・・・蛇王権現堂(じゃおうごんげんどう)
伝説「山菅の蛇橋」にあるように、勝道上人一行が大谷川を渡れないでいる時に、二匹の蛇を放って一行を助けた「深沙大王」を蛇王権現として祀っている。深沙大王は「毘沙門天」の化身であり、その昔仏教経典を求めてインドに向かう玄奘三蔵を危機から救ったといわれる。橋渡しの神という信仰から「縁結び」、また、蛇信仰から「商売繁盛」の信仰もある。現社殿は、昭和53年の再建。 |
【参考】ちょっと調べてみました。
勝道上人が日光山を開くとき、両岸が絶壁となって流れる大谷川に道を阻まれた。そこで、護摩をたいて神仏の加護を求めると、雲の中から深沙王が現れて2匹の蛇を放った。
蛇は大谷川に架かり、やがて蛇の背中から山菅が生えて橋となった。と言い伝えられています。・・・・
東京の深大寺と言うお寺には、疫病を除き魔事を遠ざける力がある水神・深沙大王が祀られているそうです。見かけは怖いが、仲を裂かれた恋人たちを、助けて恋を実らせた、誠に粋な縁結びの神様とのことです。 |
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