■説明板・・・
●向山天神
この天神様は、およそ340年前にこのあたりに住んで社寺殿堂の営繕に係わっていた6職人の大工棟梁鈴木弥次右衛門をはじめ、木挽(こびき)棟梁ら、10数名の人々が向山の麓にお祀りした由緒ある古祠です。学問の神様菅原道真公を尊ぶ天神信仰に係わるもので、寛文4年(1664)、まず御正体が造られ、ついで7年(1667)石社が建てられました。以来年久しくいつしか草深い山陰に埋もれていましたが、昭和54年、向山に自動車道が開発されましたのを機にゆかりの町内へ移遷、再興いたしました。数少ない日光の天神様として学問向上のため大方の御信心を希い(こいねがい)願い上げます。
平成16年10月吉日
匠町第一自治会
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