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木の八幡宮
■八幡宮再建記念碑
八幡宮は、下野国の木村の里に白鳳時代豊前国宇佐八幡宮より遷座し、応神天皇(誉田別命)を祭神とあおぐ極めて古い歴史をもつ神社で慶安元年には徳川家より社領60石を寄進されるなど、文武・国守の神として尊崇され、里に伝わる武芸の杖術や、鎮守の神の使いで信仰の象徴でもある獅子を戴く関白流の獅子舞が奉納されるようになってからも、子孫繁栄・災難厄除・産業振興の神として、氏子の崇敬を集め、その息災を守り続けてきたと伝えられます。
平成3年9月25日、不幸にして災害に見舞われ、一瞬にして社殿を失いました。速やかに、全氏子が焼失した社殿の後かたずけを行い、当代に課せられた責務として再建に立ち上がりました。選任された建設委員63名が会議を重ねること50数回を経てこの大事業を推進し、資料浄財の奉寶を賜り、落成の運びとなりました。ここに御協力をいただきました、氏子・崇敬者・関係業者の皆様の御尊名を刻み、子々孫々に伝えるべくこの碑を建立いたしました。
平成8年5月吉日