19.2.26
■説明板・・・
●塚山古墳 昭和28年11月10日栃木県指定史跡
塚山古墳は塚山古墳群の主墳です。3基(塚山古墳、塚山西古墳、塚山南古墳)の前方後円墳の中では最古の築造と考えられています。平成元年から4次にわたる調査の結果、3段築成の剣菱形(けんびしがた)前方後円墳であることがわかりました。また、前方部中段テラス面及び後円部に葺石(ふきいし)がみられ、くびれ部南側に造り出しと呼ばれる方形の突出した施設をもちます。古墳のまわりには、盾形(たてがた)の周堀(しゅうぼり)が廻っています。その外側には小規模な円墳や埴輪棺(はにわかん)も発見されています。また、古墳の築造に際し基準となった柱穴(はしらあな)も確認されました。
規模▲全長95m▲後円部径48m▲高さ7.8m▲前方部幅56m▲高さ8.3m
時期▲5世紀後半(古墳時代中期)
出土物▲埴輪(はにわ)、土師器(はじき)、須恵器(すえき) |