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●宇都宮市の風景   栃木県宇都宮市

英巌寺跡
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戸田氏の墓所である英巌寺(えいがんじ)は、1711(宝永8)年に戸田忠真が宇都宮に入城した時に建てられたが、もともと墓はなく、位牌(いはい)堂があった。戊辰戦争で焼失して以来廃寺となってしまった。
ここに残る戸田氏の墓碑は、1908(明治41)年に東京牛込の松源寺(しょうげんじ)が移転になる際、同寺からこの地に改葬した際に建てられたもので、戸田氏の9代宇都宮城主忠恕(ただゆき)と、10代忠友だけが単独墓、他は合葬碑で、忠真の前に3代が加えられ11名となっている。