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●宇都宮市の風景              栃木県宇都宮市
長岡百穴
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宇都宮市 長岡の百穴古墳
19.5.12
■説明板・・・
●栃木県指定史跡 長岡百穴古墳 52基 昭和30年7月26日指定
凝灰岩露頭の斜面に掘り込まれた横穴群は、現在52基(東群44基、西群8基)が南を向いて開口している。しかし、重複して掘り込まれたものもあり、実際はもっと多くの横穴があったことは確実である。
これらの横穴の基本形態は、羽子板型の玄室から玄門を経て直接前庭部へ続くもので、、羨道(せんどう)に当たるものはみられない。
玄室の奥壁はアーチ型でほぼ垂直であり、玄門もほぼ同じ形で中央部が長方形にあけられている。玄門には扉石を嵌め込んだ(はめこんだ)とみられる切込みがあり、現在はないが、当時は、ほとんどの横穴に扉石があったであろう。
この横穴群の造られた時期は明らかではないが、全国的に横穴群が広がった7世紀前半と位置付けるのが適当であり、群衆墳のように家族墓的性格をもったものといえそうである。
なお、現在各室に観音像があるが、これらは後世のものである。
栃木県教育委員会・宇都宮市教育委員会

駐車場があるのでゆっくり見学できる。
19.5.12長岡百穴
案内板・・・長岡緑地環境保全地域

この地域は、県指定文化財・百穴古墳群を中心にアカマツ林やコナラ・クヌギ林などの緑地に恵まれ、良好な緑地環境を形成しています。都市近郊の緑が急速に失われつつある今日、このような緑地を残すことは大変意義深いことであり、私たち県民一人一人の願いでもあります。
みなさん、このかけがえのない大切な緑地をいつまでも残していきましょう。

※長岡百穴は古墳です。あまりこのような古墳は見たことがありません。大きな岩に52の穴が掘られています。その穴の奥には石仏があります。不思議な風景ですね。
百穴観音堂があります 史跡長岡百穴古墳 百穴古墳 百穴古墳