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●宇都宮市の風景   栃木県宇都宮市

菅原神社 天神町
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■説明板・・・
●菅原神社御由緒 祭神 菅原道真
天喜年間(1053-1058)当時陸奥守であった源頼義がその子で武将の神様のようにあがめられていた八幡太郎義家と共に、当時奥州に城を構え朝敵となっていた安倍貞任を攻めたが、敵もさるもので強く、なかなか平定することができなかった。その時、近江国(滋賀県)石山寺の座主で、後に宇都宮座主(宇都宮家の祖)となった宗円(粟田関白道兼の三代の孫)が朝敵調伏(祈祷によって悪魔を降伏させる)祈祷をした。この本尊が大谷多気山の不動明王といわれている。その宗円の力によって逆徒貞任を討ち当地方を平定した。その功により下野国守護職に任ぜられ宇都宮に居城を築いた。その折城の四方に菅原公すなわち天満天神をまつり、文武両運の長久を祈願したといわれ、その東方に当たる社がこの神社であって、その後代々宇都宮城主がこの神社に寄せる敬心は厚く、元禄元年(1688)には、城主奥平美作守昌幸が社殿、鳥居の造営、そして嘉永2年(1849 徳川家慶(いえよし))戸田家に至る160余年間には、11回にわたって社殿の造営修復が行われ、当時の棟札が現存されている。