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日光市足尾町    古河橋
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■21.10.20
案内板
古河橋(ふるかわばし)
この橋は、赤倉と本山(ほんざん)を結び、明治23年(1890)12月に完成した日本でも初期の道路用鉄橋として記念すべきものである。当時本山は足尾銅山の中心をなし、鉱業所、有木坑、選鉱場、社宅などがあり交通量も多大であったため、明治18年に木造の直利橋が架設されたが、明治20年4月8日、松木からの火災で焼失したのでこの跡にドイツ人の設計によりこの古河橋(形式、ボーストリング、ワーレントラス方式、長さ50m、巾4.6m)が架設されたものである。現在は老朽化も著しく歩道用として利用されており、隣に新古河橋が平成5年(1993)に架設された。
昭和58年12月   足尾町教育委員会

26.1.27 国指定重要文化財