とちぎの景勝百選 |
昭和62年2月 栃木県発行の冊子参考 |
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行道山浄因寺 |
●足利市▼説明板▼栃木県指定名勝 行道山浄因寺▼行道山は今から約1200年前、和銅年間に行基上人により開かれたと伝えられる。その後、法徳禅師が禅寺とし、室町時代には学問の道場として修行僧が多く集い、「関東の高野山」と呼ばれた。▼元和9年(1623)には雷火のため堂塔が焼失したが、幕府から寺領20石の朱印をうけ、往時の寺勢をもりかえした。当時のおもかげは、木版刷の文献などによってうかがい知ることができる。▼山頂に近い「奥の院」には寝釈迦(石仏)を中心に多くの石仏(49院)や石塔が周囲をとりまいている。ここは行基上人が分骨入定された聖地である。▼昭和60年9月▼(財)足利市民文化財団▼足利市教育委員会 |
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