勝願寺の地蔵ケヤキ 油田町 |
このような樹形はあまり見られません。栃木県・鹿沼市にもいろいろケヤキがありますが、異様な形のケヤキです。一度見たらこの迫力は忘れられません。 |
栃木県のホームページから
地蔵けやきは、勝願寺参道の東側に生え、2体の小さな地蔵が空洞化した幹内部に祀られています。これはその昔洞内で亡くなった母子2人の霊を弔ったものと伝えられます。通常のケヤキ(ニレ科)は、まっすぐ伸びた主幹が途中で枝分かれし、箒状の特有の形状をしめしますが、本株は幹の内部が空洞化したため、樹皮が内側に巻き込まれ、あたかも数本の木が癒着したかのような奇観を呈しています。 |
説明板
栃木県指定天然記念物
勝願寺(しょうがんじ)の地蔵けやき
樹高 14m
胸高周囲 5.9m
推定樹齢 600年
この地蔵けやきは、全体が傘形で、盆栽のような形をしていて、特に、下部の姿に特徴があります。下部の幹の内部は完全に空洞化し、あたかも数本の木がくっついたように見えますが、一本の木からできています。この空洞内には二体の小さい地蔵が祀られていますが、これはその昔洞内で死んだ母子の霊を弔ったものだと言い伝えられています。 |
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