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油釜冠薬師如来

(あぶらかまかぶりやくしにょらい) 
佐目町

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◆「佐目の四郎兵衛さんが大暴風・洪水のあと、薬師如来を見つけたが、もともとは上南摩にあったものと聞いて上南摩に返した。ところが上南摩で悪い病気がはやりだし、上南摩の村人は佐目の四郎兵衛さんのところに相談にいった。四郎兵衛さんはこころよく引き受け、家の近くにお堂を建て、おまつりしたところ、上南摩の悪い病気がおさまった。
天明年間に三年続きの飢饉がおこった。役人たちは年貢を取り立てるため、村人に煮立った油をふりかけおどした。その時旅の僧が出てきて、煮えたぎった油釜に手をかけ、頭からかぶった。・・・・」まだ、続きますがこのようなはなしです。