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あずきとぎ婆

(あずきとぎばばあ)
 板荷・樅山

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堂坂橋下流の紅葉もなかなかです。
どこかのおばあさんがアズキを研ぐと、近くのひとが亡くなる・・・というコワーイ話です。きっとアンコを煮てたべるのが楽しみだったおばあさん。たまたまアズキを研いだとき近所の人がなくなったのでしょう。気の毒なおばあさんです。逆に近所の人が亡くなったとき、まわりの人が何をしていたかで、昔話はどんどんふくらんでいきます。◆ウナギ捕りジジイ◆草刈カマ嫁さん・・・・・などなど。このあずきとぎ婆の話は樅山権現堂橋近くにもあります。こちらはタチが悪い。その婆は子供をさらい、何人もの子供を川に引きずり込むといういたって凶悪犯、いまだにその婆は逮捕されていない。そういえばどちらも「堂」の名のつく橋の近くで起こった事件です。ムカーシの話でした。

小藪川の権現堂橋です。