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大三輪の神

(おおみわのかみ)
 上殿
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鹿沼市上殿町押原神社には境内の周りと本殿の後ろにたくさんのアジサイがあります。鹿沼市磯町にある磯山神社に次いでアジサイの多いところです。

冊子 北押原のさとめぐりより・・・
押原神社
祭神は大物主命(おおものぬしのみこと)で、大同4年(809)の創建で押原宗丸の勧請といわれ、押原杉本大明神と称し、押原六十六郷の総鎮守として尊崇されていました。平将門が起こした承平(じょうへい)・天慶(てんぎょう)の乱のとき、天慶2年(939)藤原秀郷が本社に戦勝を祈願し、将門追討後、弓箭(きゅうせん:弓と矢)などが奉納され宝物とされましたが、正応5年(1292)火災のため焼失したと言われます。明治2年(1869)押原神社と改称されました。何故か、ここでは井戸を掘らないとか、大角豆(ささげ)をつくらないという伝承がありました。祭日は9月19日です。
23.6.25当時はアジサイは見事でした。
◆1200年くらい前のはなし。押原村一帯にはやり病が広がった、押原宗丸が高くそびえる杉の根元に大三輪の神を祀った。するとはやり病はやんだ。・・・というはなしです。