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●豊田あたり⇒ 石仏
石仏
←豊田
←豊田 ●芹沼あたり⇒ 稲荷神社・愛宕神社 山神神社 ●あと一社祀られている
稲荷神社
●参道 ●神社 ●神社
●三社祀られている ●芹沼⇒
●芹沼⇒
●説明板 ●大草鞋 かかと部分が無い
↑説明板の内容↓
●厄払い大草鞋(おおわらじ)と獅子舞
厄払い大草鞋=富士浅間神社入口・芹沼十文字
河内郡豊岡村芹沼は昔から、豊かな郷として栄えてきました。鶏頂山の由来もこの地区と深い関係があります。(姥ケ沢の金の鳥伝説より)昔は旧暦4月8日「辻固め」(辻切りとも言う)祭りの儀式に大草鞋を、芹沼地区の辻角に奉納いたしました。(昔は春の風神祭として)この大草鞋は今から約1300年前に定められた(養老律令)風神祭、道響祭(みちあえさい)が原点となって今日に伝わっています。
芹沼地区には、このような大きな草鞋を履く大男が居るから悪者は立ち寄るな、そして流行病などの疫病も厄払いも込めて、昔から奉納されています。古老の伝承によると「辻固め」は、数百年前から伝わっている祭りと言われているが、正確には遼遠(りょうえんの意・・・はるかに遠いこと)のため不祥です。
大草鞋は県内でもまれな程の大きさで踵(かかと)が無く、稲穂と竹筒に入れたお神酒を、大草鞋に飾り付けるのが特徴です。(大きさは約長さ3尺半×幅1尺半)

●獅子舞=富士山不動尊・高男神社・芹沼十文字
芹沼地区の獅子舞は文挟流の流れを汲む獅子舞で、日光東照宮造営に際して舞ったのが、最初と言われています。(江戸時代初期)
昔は「辻固め」の旧暦4月8日と、八朔(はっさく)の三日前に行う「風祭り」の年2回、獅子舞が奉納されておりました。(八朔とは旧暦8月1日のことで、節分から数えて210日にあたります。)
しかし、時代の変革と共に祭りの日程も改革を余儀なくされ、現在は、「厄払い大草鞋」の辻固めと一緒に、9月1日に近き8月最後の日曜日に芹沼地区を挙げて、昔からの村の安泰と繁栄を願い、無病息災・家内安全・五穀豊穣などの祈願を込めて「辻切り獅子舞」の名称で、この祭りを今でも芹沼地区の人々は大切に守っています。
平成14年10月吉日 芹沼区長 獅子舞師匠長

●芹沼 地名の伝承
昔からこの地には銘水の湧き出る「沼、泉」が数限りなくありました。
いつしか人々はこの地を、千の沼〜千沼(せんぬま)と呼ぶようになりました。
しかし、時代と共に千沼から芹沼と呼び方が変わってきました。
今でも土地の人や近在の年配の人は、(せんぬま)と親しみを込めて呼んでいます。