●案内板・・・尚仁沢遊歩道案内図
尚仁沢湧水は、標高1,795米の高原山塊、山岳仏教の盛大な奈良時代修験者たちはこの水で身を清めたと伝えられる。尚仁の名は精進に由来するといわれている山麓標高590米に位置し、湧水量も豊富で水質も極めて良く、環境庁より名水百選に認定されている。遊歩道1,500米は山水画になりそうな流れに沿って散策すれば壮大な湧き水に到達します。 |
●案内板・・・高原山水源の森(たかはらやますいげんのもり)
全国水源の森百選
高原山水源の森はわが国の代表的な水源の森のひとつとして平成7年に林野庁長官から認定されました。ここの森は栃木県の北西部にそびえる日光連山の高原山の西南斜面にあり、関東平野を流れる那珂川(なかがわ)の源流の一つ、東荒川の水源となっていて、下流域に水道水や農業用水を供給しています。広葉樹を主とした天然林と、整備された人工林によって構成された森は、野性動植物の宝庫となっています。区域の最下流部には、名水百選に選ばれた一日65,000㎥の大量の水が湧き出る「尚仁沢(しょうじんざわ)湧水」があり、ここにもさまざまな生物が生息しています。
この森で育まれた水は、尚仁沢取水堰と東荒川ダムを通じ、下流の塩谷町、喜連川町、茂木町の水道水の他、塩谷町、喜連川町等の農業用水、発電用水として利用されています。
■森林の状況 調査年月日:平成7年3月22日
●面積:492ha●標高:600~1,795m●森林の種類:人工林70% 天然林30%●主な樹種:スギ、ヒノキ、ミズナラ(針葉樹70%
広葉樹30%●材齢(ざいれい:建築用語):40年●制限林等の指定:水源かん養保安林 昭和27年 自然環境保全地域 平成4年
■水源の状況
●種類:湧水、ダム貯水(東荒川ダム)●利用状況:水道850戸、3,000人 農業用水126ha 発電用水を供給●水源の流量:65,000㎥/日
栃木県林務部 |
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