■記念碑・・・
●板橋農道竣工記念碑
事業の沿革
上板橋集落と下板橋集落を結ぶ唯一の連絡道は曲折多く狭隘な峠越えのため、集落間の往来はもとより、農産物の集出荷等においても非常に困難を来しておりました。地元住民一同は永年にわたりこの連絡道の改修を願い、関係方面に強く要望の働きかけを行ったところ、幸いにも栃木県、今市市並びに関係機関の暖かい御理解と御配慮により昭和56年4月県営一般農道整備事業板橋地区として採択され、工事着工の運びとなりました。以来12ケ年という長期にわたる工事期間を経て平成4年3月事業の完成を迎えたものであります。この農道整備実施に際し、特に最大の難所と目された峠の部分については、関係機関の慎重なる検討の結果、農道として県内では初めての延長153mのトンネル工法により施工されました。この農道がここに完成の日を迎えられましたことは、地元関係地権者の協力はもとより関係機関の暖かい御配慮の賜と深く感謝する次第であります。この農道が、地元集落の交通利便はもとより、当地域の今後の発展に大いに寄与してゆくことを祈念し、ここに記念碑を建立し、本事業の完成を記念するものであります。
事業の概要
・事業の名称 県営一般農道整備事業
・事業主体 栃木県
・総事業費 6億8500万円
・総事業量 3,785m
・道路工 3,632m
・トンネル 153m
・同地協力面積 30.207u
・着工 昭和56年4月1日
・竣工 平成4年3月31日
平成4年3月吉日
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