■説明板・・・
●不動の滝 滝沢神社(旧村社) 下野国那須郡親園村大字滝沢字海道上432番地鎮座 ・御祭神 日本武尊(やまとたけるのみこと)大山祇命(おおやまづみのみこと:山に関係する神様)岡象女命(みずはのめのみこと:水に関係する神様) ・御祭礼 ◎1月28日 祈念祭 ◎8月28日 日本武尊の例祭 ◎10月17日 感謝祭 御由緒 三河国(静岡県)参州(※三州)賀茂郡地頭高橋掃分介(かもんのすけ)藤原頼澄は、応永24年(1417)南北朝の戦乱に当たり、那須郡に来て那須家に仕えその子孫高橋和泉藤原義基は、永禄5年10月28日(1562)夜明けに神のお告げの夢を見て杉林の中の滝壷の傍らにて神霊の石像を発見し、堂を建て祭祀した。その後、元禄8年(1695)高橋五兵衛藤原常安のとき1宿10ケ村の協力を得て本殿の造営に着手し、内陣3間4面四方に回廊を廻らし断崖の側に櫓を組み彫刻を施し、5年の歳月を要し元禄12年10月28日完成した。本殿を建てし宮大工は、日光東照宮造営に携われし塩谷郡川崎村(矢板市)町井作左ヱ門とされている。大正2年1月27日村社・日枝神社・三霊(みたま)神社・倭武(やまとたける)神社を合併して倭武神社跡に移転の上、村社滝沢神社と改称された。不動の滝は神社境内のうっそうとした杉林の中にあり、男滝とも呼ばれ近くに女滝もある。この宮社は代々佐久山城の守護神として崇敬の神社であった。
境内地 331坪 |
■説明板・・・
●大國天 御祭神 大巳貴命(おおなむじのみこと:大國主命 おおくにぬしのみこと) 大國天は元治年間(1864)滝沢中坪山王山の地内にあり箒川に面した断崖に鎮座され縁結びの神として、又商売繁栄の神として祀られ、若い男女の信仰が厚く崇拝されてきたが周囲の環境の風化され永年に亘り風雪にさらされ今日に至りこのたび此の神域に移転し鎮座された。 平成10年8月吉日 遷座祭斉行(※さいこう:行事をおこなうこと)
※大黒天=大國天=大國主命 |
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