■説明板・・・
●田沼町有形文化財 田沼町大字田沼(現佐野市)
一瓶塚稲荷神社及び西宮神社の社殿(平成3年2月14日指定)
◎一瓶塚稲荷神社の社殿
本殿 間口2.43m 奥行き 4.24m
幣殿 間口4.55m 奥行き 7.28m
拝殿 間口8.18m 奥行き 4.55m
銅板葺き、ケヤキ材の権現作りで、本殿は、寛政10年(1798)ころ、幣殿・拝殿は、安政3年(1856)の建造である。本殿の3壁面には、精巧な彫刻が施されており、社殿全体のどっしりとした建築に、一層の優美さ、神々しさを感じる。
◎西宮神社の社殿
間口 0.81m 奥行き 1.56m
自然石の台に載り、銅板葺き、ケヤキ材の流れ造りで、一瓶塚稲荷神社が建造されたころに建てられたといわれている。組高欄が巡らされ、3壁面の彫刻は丸味を帯びた技法で彫られている。屋根は建物全体より大きく、重量感を持つ小社である。
平成4年2月 田沼町教育委員会(現佐野市)
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