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●上三川町の風景     栃木県河内郡上三川町
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満願寺 真言宗

五町文化財マップ
楼門や薬師堂は江戸時代に建立されたものですが、寺の歴史は古く平安時代に創建されたと考えられています。当時は現在よりも大きな寺であったと考えられます。また境内にある樹齢500年のカヤの木は栃木県名木百選にも選ばれたものです。

五町文化財マップに載っている満願寺楼門の写真は瓦葺でしたが、実際に見学したところ、茅葺風(銅板葺き)の屋根になっていました。隣は高お神社です。

■説明板・・・
満願寺 楼門
満願寺は、仁王山薬王院満願寺と称して、神護景雲元年(767)勝道上人が日光開山の折、当地に立ち寄り建立された寺で、現在は真言宗です。
上三川町指定文化財・有形文化財 楼門(ろうもん)昭和47年12月1日指定
この楼門(二階造りの門)は木の組み方などに室町時代のおもかげを残していますが、全体的な特徴から江戸時代初期の建物と考えられます。なお、昭和31年に茅葺きから瓦葺きに改められました。
昭和59年9月3月 上三川町教育委員会