車が入って来られるのはここまで。これから山道を500mほど行かなくてはならないので見学するのはやめました。
■案内板・・・
●五丈の滝案内図 五丈の滝案内
高さが五丈(約15m)あることから、この名がついたと言われているが、実際には、40mを超える大きな滝である。普段は水量が少ないが、雨後の増水時には格別な眺めとなり、滝を見る人の心をいやしてくれる。周辺の地質は、硅石(ガラス、陶磁器の原料)なので、水は冷たく澄んでいて、一汗かいた時飲む水は、また格別なものがある。大昔には、修験僧が山にこもっていた事があるようで、当時林道附近に、和尚堂という祠(ほこら)があったが今はない。このため別名「和尚の滝」と呼ばれている。
(こんな伝説がある・・・)
大同年間(西暦800年頃)に、大字水木の戸叶山の近くに、戸叶長者が住んでいて、この辺に勢力を誇っていた。この滝の近くに寺があって、長者側と僧兵側で絶えず争いが続いたと言われ、戦の時に馬が門松を食べているすきに、敵にやられたとかで、戸叶家ではそれ以来門松を立てないと言われております。又、赤がらイモ(サトイモ)の茎に馬が足をとられたとかで、戸叶山の近くでは、赤がらイモを植えないと言われていますが、この戦で、どちらが勝ったかは定かではありません。
葛生町(現佐野市) |