謙ちゃんからの情報です。 栃木県指定天然記念物
栃木県のホームページには・・・
樹高17メートル 目通周囲4.3メートル 枝張り東西20.3メートル 南北24.5メートル 推定樹齢300年バラ科の落葉高木であるヤマザクラは阿武隈山地以南の平地から山地に分布し、ソメイヨシノと異なり、樹齢300年以上になっても元気に花をつけるものが多い。本県では主として山地に自生し、ソメイヨシノよりも一週間ほどおくれて開花する。宇都宮から日光へ向かういわゆる日光街道の両側のサクラはヤマザクラが主体であって、新芽の色がとりどりで美しい。なお、桜餅の包みに使う葉は、ヤマザクラではなく、伊豆半島や大島あたりに多いオオシマザクラの葉がおもに用いられる。
この木は両郷の磯上から八溝山への登り口にあたる一の烏居の立つ右横の小高い所にある。幹の下部の表面は左巻によじれており、木肌は縦にさけている。地上4メートルで枝は二つに分かれ、その一本はすぐ上でさらに二本となり、次々と枝を分かち、全体としては傘状にひろがる。花は白花中輪で、四月二〇頃の花時には美観である。若葉は表面に微毛がある。多分県内第一のヤマザクラの巨木で、堂々とした風格がある。 |