■北押原のさとめぐり(冊子)から
押原神社・・・祭神は大物主命(おおものぬしのみこと)で、大同4年(809)の創建で押原宗丸の勧請といわれ、押原杉本大明神と称し、押原六十六郷の総鎮守として尊崇されていました。平将門が起こした承平(じょうへい)・天慶(てんぎょう)の乱のとき、天慶2年(939)藤原秀郷が本社に戦勝を祈願し、将門追討後、弓箭(きゅうせん:弓と矢)などが奉納され宝物とされましたが、正応5年(1292)火災のため焼失したと言われます。明治2年(1869)押原神社と改称されました。何故か、ここでは井戸を掘らないとか、大角豆(ささげ)をつくらないという伝承がありました。祭日は9月19日です。 |