鹿沼市草久にある真言宗のお寺です。鹿沼市内から古峯神社に向かい、一の大鳥居を過ぎて左側に大きな不動明王像が立っているところが金剛山瑞峯寺(ずいほうじ)です。北関東三十六不動尊霊場第十七番札所のお寺ですが、参道石段に大きな鳥居があります。一見神社かと思ってしまいますが、神仏習合なごりのお寺です。鹿沼市観光協会のHPを見ると、毎年5月の最終日曜日に「火渡り修行」が行われるそうです。全国からの修験者が、修行のためこの時期にはたくさん集まってくることでしょう。煮えたぎった湯をかぶる「湯加持」という修行も行なわれ、その後、燃え残った護摩火の上を、修験者や参拝者が素足で歩き、厄除けを祈願するそうです。そのような行事をテレビなどで何度か見たことはありますが、鹿沼市のお寺でそのような行事が行われているとは知りませんでした。金剛山の紅葉は見事です。 |