■碑・・・
●二宮堀 五ケ村用水の歴史
二宮堀は、日光地内大谷川を起源とする用水堀で尊徳先生の設計によって出来たものである。最初は、和泉村・平ケア・千本木の三ケ村民の懇望によって開かれた水路であるが、後に七里・野口の両村が加わって五ケ村用水となった。用水堀は延長3,478間・開墾人足1,800人余・工費40両を費やし、嘉永7年に竣工したものである。水路完成により、160町歩が美田と化し、150余戸の農家の復興に寄与することが出来たのである。今日尚、恩恵を受けているため、組合員一同、先生の遺徳を偲び、石像を設立するものである。
平成16年12月吉日 日光五ケ村用水組合 |