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趣のある石造りの礼拝堂と鐘撞堂は、J.M.ガーティナー氏の設計で大正時代に建造されました。氏は日光を海外に紹介すると共に布教を行い、その遺骨は礼拝堂の聖書台の下に埋葬されています。安山岩と大谷石をふんだんに使い、ステンドグラス越しの光も清らかな礼拝堂でのクリスマスミサは忘れられないほど美しく・・・寒い!そうです。
【ウォーキングトレイルガイドブック】から
■説明板・・・
●栃木県指定 有形文化財(建造物) 日光真光教会礼拝堂
・所有者 日本聖公会北関東教区日光真光教会 昭和57年8月27日指定
明治・大正期において米国人建築設計家、宣教師、教育者として日本に大きな足跡を残したJ・K・ガーディナーの晩年の秀作で、大正3年に建築された礼拝堂である。構造は、石積スレート葺のゴシック式建築であり、外壁は大谷川から採取した安山岩の乱石積で、内壁は鹿沼石の平張りである。東壁面上部のキリストの変容を描いた桜花形のステンドグラスと、簡素な中にも清楚な落ち着きをもつ洋風建築物である。ガーディナーの関与した建築物には、明治40年に建築された重要文化財の京都聖ヨハネ教会(現在は明治村に保存)が有名であるが、この礼拝堂は石造りの素朴な建築物として、ガーディナー建築の特色を示しています。
栃木県教育委員会・日光市教育委員会
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↓栃木県指定文化財になっている日光真光教会 |
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