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崇真寺 真言宗
■説明板・・・
●真言宗稲毛田山金剛王院 崇真寺
北関東三十六不動尊霊場第20番札所
今より、1260年前、聖武天皇の神亀5年9月、吉星あらわれ、四分割の一つが下野芳志戸郷(地祇森)に落ち、天文博士に命じ占星しむるに天下泰平の兆しなるが故、堂を建立し、金剛王院と勅号を賜り、八丁四方の田畑を給与し高僧妙尊上人を遣わしたのが起縁である。平城天皇の大同2年(807)2月、弘法大師奥州湯殿山開基の途中、当山に7日間御滞留し護摩修行結願日に不動明王が現れ、これが衆生に結縁し、一夜のうちに彫刻して当山に安置した。ある年、数度の供物喰失を叱責された小僧は、汚名を晴らそうと不動明王に21日の祈願、結願朝堂内に小牛大の白猛犬が倒れ居り、御真剣に血が付しており、犬の仕業と判明した。以来、開運犬切不動明王と呼ばれるようになった。60年に一度御開帳される。・・・以下省略
芳賀町教育委員会
20.5.21
北関東三十六不動尊霊場は三密教の道場として、昭和63年につくられた。群馬県、栃木県、茨城県の関東北の三県のお寺で組織され、群馬県は「身蜜修業(手に印を結び)の道場」栃木県は「口蜜修業(真言を唱え)の道場」茨城県は「意蜜修業(心を集中させる)の道場」となっており、護摩を焚く寺を基準に選ばれている。