■説明板・・・
佐野市指定有形文化財(考古資料)戸奈良町西原 上西原町内会
●石造双体道祖神立像(せきぞうそうたいどうそじんりつぞう) 1躯(たい) 平成6年2月21日指定
▲高さ45cm▲幅27cm▲厚さ15cm▲銘文 明和5(1768)年戌子11月吉日 山口又七
道祖神は旅人の安全を守る神であり、また男女和合、子孫繁栄、疾病治癒の神ともいわれている。道祖、ドウロクジン、塞(さい)の神、手向けの神などとも言う。いずれも旅人が道中の無事を祈って、神仏に物を供えたところであった。この男女二体の神像は肩を寄せ、手を取り合った浮彫像で、造形もはっきりしている。栃木県内に現存する双体道祖神14基中の1基で、旧粟野町発光路の明和元(1764)年銘に次ぐ古いものである。
平成18年1月 佐野市教育委員会 |