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●南河内町の風景    栃木県下野市
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龍興寺 真言宗

龍興寺 道鏡塚 龍興寺の礎石 龍興寺のシラカシ 龍興寺のイチョウ

お寺の周りには、石造の四天王像がありました。山門は仁王門です。境内には道鏡の墓(古墳)、とちぎ名木100選推定樹齢500年の「龍興寺のシラカシ」があります。
案内板  1
弓削道鏡について
いまを去る1200余年前、奈良時代の高僧・弓削道鏡の墓所が当所です。道鏡は若くして仏道に精進し、厳しい修行を積み重ね、高度な医学も身につけた立派な人です。
孝謙天皇に仕えて十年余り、天皇が崩御されますと、上層社会に権力を振るう者たちの陰謀によって、ここ下野薬師寺別当職に移されました。道鏡は、都を遠く離れたこの霊場において、天皇のご冥福と人々の幸せを祈りながら、772年4月7日不遇の生涯を閉じました。
従来の正史は、その時々の権力者の都合で記されたもので、決してありのままでなかったことを遺憾に思います。私たちは、歴史の真実性を尊重する立場に立って活躍された故・横嶋斜月先生や、故・古田清幹先生の遺志を受け継げ、道鏡禅師の更なる顕正をめざします。
1994年4月7日  道鏡を守る会