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つがの里 観音堂

勝道上人 大師堂跡 下野三十三観音霊場 玉塔院 華厳寺跡 華厳寺観音堂跡 観音堂(つがの里

出井山 華厳寺 観音堂 都賀町指定有形文化財
この観音堂は、日光を開山された勝道上人が、延暦8年(789)この先祖累代の地都賀郡城山(つがごおりきやま※しろやまではない)に、七堂伽藍の備わった華厳寺を創建されました。以来、血脈のつながった一宇であります。この堂は大破したため、安永3年(1774)権大僧都法印俊海(ごんだいそうづほういんしゅんかい)によって、再建されたものです。しかし、明治の廃仏毀釈の法難に遭い、金堂焼失、ご本尊の千手観音像焼失、廃寺となりましたが、信仰厚い木ノ北住民の手により明治2年この山内から、都賀町大字木字大師久保に移築されて、呼称も大師堂と変わり、大師様を祀り、平成11年(1999)まで手厚く保存されました。
法難に遭うまでは、下野三十三観音霊場第二十二番札所として信仰をあつめていました。
この度町が歴史的文化遺産を永久保存、郷土の偉人、勝道上人を偲ぶよすがとして、子々孫々まで語り継がれることを念じ平成12年(2000)ゆかりの山内に、再移築いたしました。
平成12年3月吉日
都賀町教育委員会