説明板には
曽良句碑
奥の細道で芭蕉に同行した曽良(1649-1710)は、生涯百数十句の作品を残した俳人であり地誌に精通した旅の実践者でもありました。本校の校庭の句は、奥の細道で、山形県の湯殿山を訪れた時に詠んだ「湯殿山 ぜにふむ道の 泪かな」の句で、「この山中のきまりで、地に落ちているものを拾ってはならない。だから修験者が投げたお賽銭が砂のように落ちている。これを拾う人もなく、その銭の上を踏んで黙々と歩く。この世俗を離れた尊さに涙を流したことだ。」と解釈されています。曽良は芭蕉が没して17年後に壱岐の勝本で亡くなっています。 |
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