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●宇都宮市の風景 栃木県宇都宮市 |
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親子がえる 大谷公園内 |
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19.7.16 |
■説明板・・・
●親子がえる
その昔ある聖僧が仏教を広げるため各地を歩いておりますと、このあたりに蜂の大群が住みつき、住民を苦しめているとの話を耳にされました。聖僧は住民を助けようと当地で三七・二十一日の苦行を重ねて観音様を作りあげました。そのとき、蜂の大群がこの村に攻めてきました。するとどこからともなく「親子がえる」が現われ岩肌にしがみつき蜂の大群と戦い身をもって住民を守ったといわれています。それ以来、住民は蛙に感謝し、今も地守神様として子孫にいい伝えております。
宇都宮観光コンベンション協会
向うの石段の上からご覧ください。 |
■説明板・・・
●大谷公園
市街地の西約7kmにある宇都宮県立自然公園内に位置します。元々は特産の大谷石を産出する採石場でしたが、世界平和を祈念した平和観音が刻まれた後に、昭和31年に開園しました。周囲の起伏に富んだ地形と松や広葉樹の自然林と相まって、独特の景観をかもし出している異色の公園として、多くの観光客に親しまれています。公園中央にはカエルの後ろ姿に見える「親子がえる」があり、参道の岩壁には、天狗が投げたという伝説が残る「天狗の投石」や巨大な石臼のような「スルス岩」などの奇岩があります。また平和観音の左側の階段から頂上に登る展望所では、平和観音の目線で名勝の指定を受けた御止山(おとめやま)や大谷の景観などの眺望を楽しむことができます。ここ大谷公園は、石像、採石場跡、奇岩などがあり、大谷全体の景観をコンパクトにまとめた公園です。 |
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