●五町文化財マップには
この五輪塔は、上田朝比奈の小高い丘の上に建てられています。朝比奈の五輪塔は、上田の五輪塔とともに鎌倉から室町期にかけて造られたもので、壬生町内に残る五輪塔では最大のものです。総高260cm。傍らには、火輪、水輪の部分を残す、もう一基の五輪塔があります。また、本五輪塔には、朝比奈三郎の伝説が語り継がれています。
●冊子「わが町の史跡を訪ねて」には
朝比奈三郎の墓
鎌倉幕府の重臣和田義盛は、北条氏の横暴に憤り挙兵しましたが戦いに敗れ討死しました。しかし、義盛の子、三男朝比奈三郎義秀は運良く犬飼の小林の地に落ちのびることができ、追手の目をくらませるために、自分の墓にみせかけ二基の五輪塔を造立しました。その後、義秀はいずことなく去って行ったと言われています。現在、五輪塔は壬生町指定有形文化財となっています。高さ260cm。
朝比奈三郎は1200年頃の武将
鎌倉時代ですね。
壬生町には上田の五輪塔もあります。 |