【17年鹿沼秋祭りパンフレット】
下組 麻苧町
白木造彫刻屋台(市指定文化財)
安政4年(1857)製作の屋台で車体は鹿沼宿の宮大工茂八が請け負い、彫刻は江戸の彫物師後藤音次郎が製作。鬼板と懸魚と牡丹と唐獅子の雄大なものである。屋根の箱棟に、丸彫りの子獅子を3匹のせているのが特徴である。脇障子には滝と牡丹に大小の獅子を配置し、高欄飾りに輝く金竜は、十二代左甚五郎、磯辺杢斎の作と言われている。平成8年に県・市の助成にて修復が完成。平成14年に日本芸術文化再興事業の助成にて高欄の修復が完了した。
●鹿沼市の風景 鹿沼秋祭り 平成17年 |
麻苧町 日吉囃子保存会 |