・・・鹿沼秋祭り・・・ |
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■平成17年の「鹿沼秋祭り」パンフから
●天文元年に壬生綱房が現在の御殿山に城を築いたおりに日光三社を城内に鎮守したのが、創建である。今宮祭礼は慶長13年夏、日照りが続き、氏子たちが今宮に集まり、雨乞いをすること三日、一天にわかに曇り、激し雷雨があり、霊験あらたかな氏神と敬い、雨のあがった夕べの6月19日を宵宮、20日を祭礼の日として鉾、榊を出して神徳に感謝したのが始まり、後に、付け祭りとして「踊り舞台」などが造られた寛政年間にはいると付け祭りが盛んになり躍り屋台が造られ時代の背景と町に意気と力により現在の彫刻屋台と変化を遂げた。
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【屋台行事】
●縁故祭
縁故祭は毎年7月20日に今宮神社で行われ、屋台行事が始まる。一番町の引継ぎを行う儀礼で新旧の一番町が出席し行われる。
●ぶっつけ ■21年ぶっつけ(鹿沼秋祭り事前行事)
ぶっつけは例大祭に屋台を出す意思を表す行事で、簡単に造った仮屋台でお囃子を入れ神社に繰り込む。(9月の最初の土曜日)
●繰り込み、繰り出し
屋台繰り込み一番町を先頭に当番組各町から決められた順番に従って行われる。繰り込みは町内の若衆の屋台引き回し技術とお囃子の技の見せ場で屋台は一番町の合図により鳥居をくぐり、本殿に正対して、お囃子を奉納しお祓いを受け、境内所定位置につく。夕刻になると、一番町の指示により、お囃子を入れ提灯に灯がともると、いよいよ「屋台繰り出し」が始まる。
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●御巡幸
10月第二日曜日に執行する神輿渡御ともいう御巡幸は、明治11年に今宮神社の神輿が出来上がると氏子の町々を練り歩くようになった行事で、現在では当番組の町内のみ催行されている。隊列に大賢木(おおさかき)・猿田彦面(さるたひこめん)・斎鉾(いわいぼこ)・獅子頭(ししかしら)など例大祭のおこりに意味するものと共に氏子町の人達が参列し、厳粛に執り行われる。
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【鹿沼の彫刻屋台】
●彫刻屋台は町内保有として、27台が運行可能の状態で保管されています。保管方法は展示場保管・屋台蔵組立保管・屋台蔵解体保管など、その町内にあった保管方法がとられています。その内14台は文化・文政・天保年代の江戸時代に製作のもので、13台は明治・大正・昭和・平成に製作されたものです。屋台は時代を反映しており、塗り屋台又は白木屋台と言った所に現れています。構造は、内室と芸場の二室になっており内室には囃子方が乗り込みます。屋台の大きさは間口一間半、奥行二間半、高さ二間半が標準です。製作において、当時の彫刻師・大工・塗師・金物師の職人の技が結集されていると同時に町民の祭りの心意気が感じ取れます。 |
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