「加蘇山神社から川上へ500mのぼったところに、コンクリートで造られた橋がかかっている。この橋は神楽橋と名付けられているが、土地の老人は河五郎渡土と呼んでいた。」と書いてありますので、神楽橋の写真を載せました。
◆「百数十年昔のはなし。川のほとりに河五郎という老人がひとりで住んでいた。大雨で度々橋が流されると、河五郎は、山に住む老人や子供たちを背負って川を渡した。河五郎は大雨で流されない橋を作る決心をし、働いたが、死んでしまった。村人たちは、世話をしてくれた河五郎を橋のたもとに葬り、墓石を立て、このあたりを河五郎渡土(河五郎が渡してくれたところ)と呼ぶようになった。」というはなしです。 |