日光所野のゴルフ場丁字路から鬼怒川方面に行く道路があります。入って400mくらいで右側にあります。
日光指定文化財 史跡
首切り地蔵尊六地蔵尊経塔
昭和42年3月17日指定管理者
この首切り地蔵尊は受刑者の霊を供養するために建立されたものであり、刑場に地蔵尊を祀り受刑者の死後の安楽を祈念する風習は全国的なものであるが、今日までも昔日の姿を良好に止めているものは稀である。
受刑者は地蔵尊の前で罪状刑量を申し渡された後に地蔵尊前にて打首となり、首は道路沿いの曝台(さらしだい)に7日間曝され、その後は縁者のある者は引き取られたが無縁の者は地蔵尊礎石の背面内側に穴を掘って首を投げ入れたものである。
建立年 享保11年(1728)
※碑文がよく写らなかったので正確ではありませんが、以上のような内容です。
どのような罪で、何人首を切られたのかわかりませんが、この近くに首が晒されては、当時この地蔵の前を通る人達はいやだったでしょう。 |