◆国宝 指定年月日 平成25年8月7日指定◆
■説明板・・・(19.11.20撮影時のもの)
●重要文化財 鑁阿寺(ばんなじ)本堂(大御堂)
鎌倉時代初期、建久7年(1196)足利義兼の建立。本尊は源氏相伝の守本尊、大日如来。建築は構造雄大、手法剛健、本瓦葺、唐様と和様を加味した折衷の代表的な建物で堂内の柱、天井、厨子等の価値は高い。明治41年国宝に指定され昭和8年より2年間、解体修理を文部省の指導の下実施した。
戦後、法令の改正により重要文化財の指定を受く。境内に山門、鐘楼、不動堂、一切経堂、多宝塔、御霊殿等の七堂伽藍を備えた東国の密教の代表的な寺である。創建以来、幸い火災にあわず多数の重要文化財を蔵している。開基、義兼7世の孫は足利尊氏にして京都室町に幕府を構え、幕府は15代230年つづいた。大祭は5月3.4.5日、11月3,4日。初詣、節分鎧年越等、厄除・開運の祈願寺として参拝者が多い。
真言宗大本山 金剛山 鑁阿寺 |