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■案内板・・・
足利七福神 弁財天 名草弁天
名草弁天は、弘仁年間(810-824)空海上人(後の弘法大師)が、水源農耕の守護として弁財天を祀ったのが始まりと伝えられている。白い大蛇の道案内により、清水の流れる大きな岩の前に出た大師は、岩の前にすわり、経文を唱えて弁財天を勧請し、前に祠を建てられたという。元禄6年(1693)金蔵院住職が、領地検分の家老に、弁財天宮の再建を願い出て、下附金三両でお舟石上に石宮を建立したのが本宮である。明治の神仏分離令により厳島神社となった。天然記念物名草の巨石に鎮座し、多くの参拝者が訪れる。
足利市観光協会 |
■説明板・・・
名草の巨石群
厳島神社境内からその奥にかけての一帯に古生層粘板岩を貫いて出てきた花崗岩が並んでいます。花崗岩は非常に大きな固まりであったが、方状の節理に沿って玉ねぎ状に風化し、水に洗われた節理間の核心の部分が球状に残り巨岩を積み重ねた形になったものです。弁天沢の水底に金色に輝く小片がたくさん見られるが、これは花崗岩が風化してできた黒雲母です。この巨岩群は粗粒な花崗岩特有の風化状態を示す代表的なものとして昭和14年に国の天然記念物に指定されています。弁慶の手割石・お供石・太鼓石・石割楓・お舟石などの名称で呼ばれております。
昭和58年1月
●財団法人 足利市民文化財団 ●足利市教育委員会
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■説明板・・・
●弁慶の割石
弁慶が此の石の上に仁王立ちになり手にした錫杖(しゃくじょう)で「エイッ」とばかりについたところ、さしもの此の大石も弁慶の怪力によって見られる通り真っ二つに割れて現在の姿になったと言い伝えられています。
※弁慶 平安時代末期の僧兵。源義経の家来。もとは比叡山の僧。足利の名草に何をしにきたのか、わかるといいですね。なぜ石を割ったのかもしりたい。 |
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