小俣町。ここから2km先にある。鳥居まで行ってみた。表示杭には生満不動尊とあるが。
■説明板・・・
●生不動の由来
生不動は現在の地点から山道を約2km余り入ったところで、左前方にそびえている足利市内で一番高い仙人嶽(海抜662.9m)のふもとにあります。正しくは岩切生満不動尊といいます。生不動の創建については、約1000年前、世尊寺(今の鶏足寺)や不動院のお坊さんが、修行の地を求めて小俣川の奥深く分け入りましたが、岩切山の大岩のところまでたどりついたとき、霊気を感じたので、ここを荒行の場とし、後に不動明王を祀ったのが始まりと伝えられております。この生不動さまは、とても霊験あらたかといわれています。太平洋戦争中は戦地に行くとき不動尊の床下の砂を身につけていけば、無事に帰還できるということで大勢の人々がここにお参りして、お守りの袋の中に床下の砂を入れて出征したそうです。その外、生不動さまのおかげで命拾いしたといわれる人々がたくさんおられます。春、秋の例祭には、近郷、近在ばかりでなく、かつてご利益をうけた遠方の人など大勢の参詣人がつめかけ、たいへんなにぎわいです。
例祭 春 毎年4月の第一日曜日 秋 毎年11月の第一日曜日
平成2年9月 小俣北町ふるさと開発委員会 |