■説明板・・・
 ●御霊神社
那須与一宗隆は、那須氏６代資隆の第１１氏として、神田城（当町三輪）に生まれ、後、高館城に移ってから、源義経に従い、源平の戦のとき、元暦２年（1185）２月屋島の浦において、平氏方が船首に竿を立て皆紅に日を出したる扇を挟んで、陸の源氏方に向かって指し招いたのを義経の命により見事、一発必中にて射落とすという神技を発揮し、その名を千載に留めた。その功により那須総領となった。与一は、扇の的を射るときに、心から祈願した八幡大菩薩のお礼のため石清水八幡宮に参詣の帰路、山城国（京都）伏見の即成院において急死したが、時の供人角田四郎が遺命を受けてその分骨をこの地に斉した。
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