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那須神社周辺     463
   22.11.13 栃木県大田原市
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■説明板・・・
●那須神社の文化財について
栃木県指定有形文化財(建造物)那須神社本殿 附 寛永大修理銘銅板1棟・1枚 三間社流造 銅板瓦葺
現在の社殿は天正5年(1577)の建造と称され、その後寛永18年(1641)に大修繕が行われた。本殿の基壇は土台の下に縁下布石を廻らし、向拝には浜縁をつけている。向柱は和様の三斗組で丸桁をうけ、身舎正面は三間共幣軸立て?の板唐戸である。内部は内、外陣に分かれ間仕切は板唐戸である。屋根は元茅葺(かやぶき)か杮葺(こけらぶき)であったが現在は銅板瓦棒葺である。本殿は総体に彩色が施され、向拝柱には金襴巻の跡が残っており、長押、頭貫、斗栱、身舎丸柱に至るまで各種の彩色が施され、特に、丸柱には牡丹唐草で彩色し、幣軸に金箔押し、鴨居(かもい)、方立、下長押は黒漆塗、板唐戸は春慶塗の上に彩色が施されている。
寛永大修理銘銅板には、
施主、大関土佐守丹氏高増 千時寛永18年辛巳 孟夏吉祥辰日欽日 
奉行、大沼助左右門貞清 小滝喜右衛門 真坂与五右衛 
大工、高宮次右衛門 同市兵衛 
鍛治、且右衛門包秀 と記されている。(昭和32年8月30日指定)
●栃木県指定有形文化財(建造物)那須神社楼門 1棟 三間一戸入母屋造 重層銅本瓦葺
本殿の和様に対して、楼門は唐様の建築である。下層は三間二面で中央間通路は四半石敷としている。丸柱下には礎盤を据え腰貫を通して金剛柵をたて、正面左右に随神を床上に安置しているが、創建時は仁王像があり、随神は背面に置かれたいたもので、現在は背面には飾りはない。上層は三間二面で、正面のみは本殿の正面と同様縁板より一段高く長押をつけ。中央に幣軸建て?の板唐戸を建てている。この上層の軸部全面に黒竜と浪や雲が描かれ、正面及び背面の三間を通して竜の図で装飾されている。屋根はもと茅葺か杮葺であったが、現在では銅板葺である。楼門の左右に袖塀が二間宛菱格子を嵌めて作られており、それに接続して長床二棟左右に建っている。この長床は、城主、貴賓の参拝の折の供待ちの建物で県内ではここのみである。(昭和32年8月30日 指定)
●栃木県指定有形文化財(工芸品)
・・・省略します。
栃木県教育委員会・大田原市教育委員会